あなたに知ってて欲しいお酒と薬の話〜抗ヒスタミン〜
B型薬剤師のkazutoです。今回もご覧いただきありがとうございます。
さて薬とお酒の話も3回目となりました。
1回目でそもそもお酒は体に負担になるというお話。
2回目でお酒と薬の飲み合わせのお話。
をそれぞれしてきました。
今回はもう一つあなたに注意して欲しい風邪薬の成分があるのでお伝えします。
抗ヒスタミンとは?
それは抗ヒスタミン作用がある成分。例えばクロルフェニラミン
これは鼻水やくしゃみの原因物質であるヒスタミンという成分を抑えるので風邪薬に入っています。
一方、みなさんは風邪薬を探す時に眠くならないものが欲しい時があるんじゃないでしょうか?
風邪薬による眠気の原因はこの抗ヒスタミン成分です。
これはヒスタミンが脳では活性化を司る成分なんです。
抗ヒスタミンの成分が入っている風邪薬を飲むとこれも抑えてしまうので眠くなるんです。
よって眠くなると困る時は、鼻の症状がなければ総合の風邪薬じゃないもの、鼻の症状を抑えたいが眠気も困るという方はなるべく眠気の少ない成分の入った薬を選べばOKです。例えばクレマスチンは比較的眠気の少ない成分。
抗ヒスタミンとアルコール
さていよいよこの抗ヒスタミンとアルコール話ですが、
抗ヒスタミンで眠くなります。
アルコールも中枢抑制つまり眠気が出ます。
みなさんもこれは実体験でわかるんじゃないでしょうか??
眠気+眠気で
すごく眠くなります。
この眠気が急にきて飲み会会場で突然倒れでもしたら一緒に飲んでた仲間もびっくりです!!
迷惑と心配かけちゃいますしね。
ということでやっぱりお酒と薬は一緒に飲むのはダメですね。
ゆる〜くまとめ
鼻の症状を抑える抗ヒスタミンの成分は眠気の原因。
アルコールも眠気を起こす。
一緒に服用すると相乗効果で眠気が強くなる。
それでは今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
次回もゆる〜くやってきます。
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